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最新話
天城に龍覚印を持ち帰ったキリはリィを探している最中、ソニア=グラン直属部隊のエンラと対峙した。
「お前が龍覚印を奪った者じゃな」
「そういう貴方は奪還命令を受けた龍喚士ね。残念だけど貴方の欲しいものは、もうここには無いわよ」
「いや、まだあるぞ。お前が右手に縛るそれは希少な大罪龍の1体。妾にとってはそちらが本命なのじゃよ。妾に譲ってはくれぬかの」
今にも暴れ出しそうなマジェを物欲しげに見つめるエンラへ、キリは軽蔑の視線を向ける。
「貴方はマジェがどんなに凶暴で浅ましいものか知っているの。何年もかけて育てた村の畑も、動物も、家も、人も。本能のままに滅ぼし尽くした化け物よ。どうしてこんなものを欲しいと言うの?」
「龍とは元来そう言うものであろう。それを御し、扱う事で有益な力となり得る。お前の龍も妾が上手く使ってやろうぞ」
召喚籠の鍵を外し、集めた龍を喚び出したエンラに、キリもマジェの力を解放する。
「これは私が願いを叶える為の道具で、仇でもある。他人に渡す気は無いわ!」
両者の力が幾重もぶつかり合い、優位に立ったのはエンラの方だった。
彼女の繰り出す様々な種の龍は少しずつキリの動きを封じ込めていく。
「これで終いじゃ。後はゆるりと龍を切り離すとしようかの」
望みの成就を確信し笑みを浮かべるエンラに、キリは氷のような声で問いかけた。
「貴方はマジェを使って何をするつもりなの」
「……全てを貪る暴食の龍。そやつに喰らわせたいのじゃよ。辛く悲しい、我が弟子の記憶をな」
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トリプルドラゴンキラーかつ有利属性かつ火激減なのにエンラさんが勝つんすか・・・!?
コンボ強化つえーな