上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
[ --/--/-- --:-- ]
スポンサー広告 |
TB(-) |
CM(-)
最新話
![category_chara_img_28.jpg](https://blog-imgs-103-origin.2nt.com/y/u/u/yuuoku/category_chara_img_28.jpg)
突き立てた剣の衝撃で影が歪んだ瞬間、ラシオスはガランダスを外へ引きずり出す。
「チッ……力任せな所は変わってねぇな」
どろりとした影から姿を現したガランダスは、その手にリィを抱えながら彼女へ視線を向けた。
「その龍契士を明け渡せ、ガランダス」
「断る。アンタにお嬢は渡させねぇ」
「……っどうして貴様が龍契士を庇う!? 星海の地を襲撃し、龍覚印を奪った大罪人なのに」
「アンタに何を言っても理解なんざできねぇだろうよ。オレはお嬢の龍だ、最後までお嬢を守る。アンタに手は出させねぇ」
リィを巨体に隠しながら闘気を孕むガランダスの瞳は、ラシオスを敵として見据えていた。
その視線に歯を食いしばり、彼女は剣を握りしめる。
「……何故、私の元を去りその娘と契約した」
「アンタがオレを棄てたんだろ。アンタは言った、戦場に必要ない龍だってな!」
ラシオスは目を見開く。ガランダスの言葉が、かつての大きな戦での記憶を呼び起させた。
「あの時、アンタは深手を負ったオレを戦場から放り出した。龍喚士にとって龍は使えなくなったら切り捨てて当然か? そんなに偉いのかよ!」
「違う! 私はお前を捨てたりなどしていない!」
「じゃあアンタがしたのは何だってんだ!? オレは、まだ……」
アンタの背を守って戦いたかったのに。
ラシオスは手にしていた剣をゆっくり降ろし、地に視線を落とす。
「ガランダス……私は……」
かすかに震える彼女に、ガランダスが一瞬気を取られた時。
『……龍ハ、全ブ……滅ぼさ、なくチャ……』
重く悲しい声色と共に、虚ろな目をしたリィが目を覚ました。
- 関連記事
-
- 『パズドラ速報』物語最新話が更新!龍の章【ラシオスとガランダスⅡ】
DIV id="antenash_comvote">
リィが覚醒してスキルが50上げだがリダチェン4ターンになるわけだな
ここまで話引っ張って設定作りまくるならプロゲーマーとかやらんでこっちアニメしたほうがよかったんちゃうの
コメントの投稿
≪ 前ページ | HOME |
次ページ ≫