ロキ「マスター!ヨミを連れていかないってどういうことだよ!」
俺「すまん…今まで言えなかったけど、先頭がアヌビスじゃない以上あいつを連れていく理由は
ないんだ。替わりにケルベロスを連れて行こうと思う…。」
ロキ「そんな…俺とヨミは…ずっと一緒に戦ってきて…」
ロキは必死に涙を堪えながら悲しさと悔しさで身震いでいた。
俺「俺も本当ならずっと闇パにいさせてやりたかったけど…これからのダンジョンでは…あ…」
その時ロキの後ろに、いつの間にかヨミがいることに気づいた。すぐにロキも気配に気づき後ろ
を振り返る。
ロキ「ヨ、ヨミ…ッ!?」
ヨミ「ごめんね…私みんなの足引っ張ってたんだね…ロキ君にも迷惑かけてたんだよね…」
ロキ「違う!お前は足手まといなんかじゃない!!これからも…ッ!!」
ヨミ「いいの…いいの…ごめんなさいごめんなさい…」
口を押さえてボロボロと涙を流したヨミは、いつの間にかそこには居なくなっていた
ごめんなヨミ、俺絶対、アヌビスを引くから…ッ!!
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