「パズドラをもっと海外で売る気はあるのか」。米カリフォルニア州のグーグル本社。グーグルの幹部に尋ねられ、森下社長はこう答えた。「その気は十分ある」

　ガンホーはパズドラの外国語版を順次開発し、昨年秋から米国と韓国、カナダでサービスを開始した。海外展開を後押しするのが、ネット検索の巨人、グーグルだ。パズドラはグーグルのアプリストア「グーグルプレイ」の人気商品。世界各地で売れるようになれば、グーグルの収益にもプラスだ。





パズドラそのものを国内でさらに育てるのが第３の戦略。ガンホーはパズドラの続編「パズドラ２」の開発も検討している。色合わせとＲＰＧの組み合わせはそのままに、新たなストーリーを導入することになりそうだ。パズドラに登場するキャラクターをぬいぐるみにしたり、デザインを雑貨にプリントしたりすることができるよう、ライセンスの供与拡大にも取り組む。

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